名古屋市で人工透析治療を受けたい！人工透析内科があるおすすめクリニックを見つけよう

人工透析内科ではどのような治療を行うのか

人工透析内科では、主に「人工透析」と呼ばれる腎臓の機能を人工的に代替する治療を行っています。腎臓は水分や老廃物を濾して尿として体外に排出する機能を持っている臓器です。

しかし、さまざまな健康障害によって腎臓機能が低下すると、体内に水分や老廃物が溜まってしまい、命に関わるほどの事態に陥ることもあります。そのため、人工透析を使って腎臓の機能の代替をさせ、身体の健康状態を保つのが人工透析内科の主な役割です。

血液透析では、体内から血液を取り出して透析器に通し、身体に溜まった水分や老廃物を取り除く治療方法です。腕の血管に針を指してポンプによって血液を体外に出し、ダイアライザーという血液透析器に通すことで、水分や老廃物を取り除きます。

週に3回程度、1回につき4時間程度実施するのが、一般的な血液透析の頻度です。また、より透析に充分な時間をかけて合併症予防につなげるため、6時間以上の長時間透析を行うこともあります。

腹膜透析は、お腹に透析液を入れ、体内で血液をキレイにする治療方法です。お腹に一定時間透析液を入れておくと、腹膜の血管を介して血液中の水分や老廃物が透析液に移ります。そして不純物が移った透析液を体外に排出することで、血液の浄化を実現するのです。

腹膜透析では、毎日しっかりとした時間をかけて透析を行います。毎日自分で透析液を交換しなければなりませんが、通院頻度が1～2か月と少なくなる点は自由度が高く魅力的です。